電気コタツの横にベッドと、もうひとつ床敷きのマットレスが。同居人でもいるのかな、と思ったら「いえ一人暮らしなんですが、友だちがよく遊びに来て泊まったりするものだから」とのこと。
通っている鳥取大学はマンションの表通りを挟んだすぐ向かいにあり、研究室までは徒歩数分。あまりにも近いものだから、どうしても親しい学友たちが遊びにやってくるそうです。
大学1年生の夏までは大学からやや離れた6畳一間の下宿住まい。でも「やはり気軽なプライベートルームが欲しいというのと、できるだけ大学近くに」と思い、ここに転居して5年あまり。角部屋なのも気に入っています。
車も自転車も持たず、ふだんの行動は大体が徒歩。鳥取駅近くの喫茶店でアルバイトをし、大学前の駅から汽車通い。ふだんの食事は学食など、どうしても外食が多くなるのですが「朝食だけは自分で作っています。それもご飯を炊いて和食。丼ものが多いです。食品の買出しには、散歩がてら歩いて往復1時間ほどのところにあるスーパーに行っています」という。小さいながらキッチンがあり、トイレとお風呂はセパレート式。「共用部分の掃除や冬場の雪かきも管理人さんが、こまめにしてくださっていて助かります」。
福井県の出身。実家のあるふるさとも日本海側の街で、気候や、のんびり過ごせる田舎の風情は鳥取と似たところがあるとか。学業のほかバスケットボール・サークルや青少年育成のボランティア活動にも取り組み、充実した学生生活もあと1年ほど。
学友たちとの思い出がいっぱい詰まったお部屋になりました。